2021年をやったことで振り返る
SHARES
まとめると
- 2021年は仕事にFull betした年だった。人生で一番仕事した
- 色々とトライできて飛躍したけど、その分反省も多かった
- 2022年は変化していきたい。チームと個人
去年より薄い内容の振り返りになっているが、日々が怒涛すぎて記憶が消失してるのが原因。。。
ただ、去年よりも充実度が10xしている。
新規開発した
年明けは10Xに入社して3ヶ月たった頃で、そろそろギア変えていきますか!という雰囲気の中、リリースを控えたプロダクトにアサインされ、新規開発に没頭していた。
初めて出張に行ったり、2~3回の作り替えを行ったり、トライアル中の人に無茶言ったり、スケジュールに焦りを感じたりと、まぁ色々あった。無事3月にリリースできてよかったなという気持ちが大きく、そしてやはり新規開発は難しいなと思った。
当時は右も左もわからない状態で進んでいて、振り返ると反省しか出ない。自分としてはベストを尽くした方で、故に後からわかってくる課題や、冷静に考えればBの選択を取るよね?といった直接的なフィードバックは厳しいものもあり、多くの洞察と自身の課題に気づかされる機会になった。
特に全体像の把握、やる/やらの整理、周りへのサポートの3つは課題だと感じている。 また、不確実性に対処する実験も大きく2回しかできておらず、あと2~3回はやっておけばよかったかもしれない。
前職でプロダクトリプレース(≒ 新規開発)の成功体験があり、そのイメージがあったが、0からの新しい価値を生む開発は難易度の桁が違うなという肌感を持った。
もう一度トライする機会があったら、反省を活かして絶対に良い成果を残せる気がするので、その機会が来たら証明したい。
プロダクト運用した
年単位で振り返ると、プロダクト運用に割く時間が一番多かった。
時間あたりの強度は新規開発には及ばないが、長く一定の強度で成果を求められる開発にも違った面白さがある。
今注力するStailerというプロダクトは開発難易度で言えばSSSレア級で、これまでの経験値では太刀打ちできないレベルになってきている。
EC × SaaS × マルチテナント という基本変数と、トラディショナルパートナー × 数十万点商品 × 店舗形態 × 店舗運営 × 配達 という特異変数の組み合わせから成り立つサービス。この変数を扱うプロダクトを超少人数で短期間に作り上げている。本当にすごい。
残念ながら自身の運用方面のアウトプットでは、大きくコレ!と言ったものがない。。。
話題にできそうな面白い運用課題の解決があれば良いのだが、見つからず。日々の業務も泥臭すぎて抽象化しても面白味がない。
ただ、よく業界の先輩たちが「長く運用した経験からでしかわからない意思決定の価値もある」というニュアンスの話をたまにしていたりするが、その意味がなんとなくわかってきた気がする。
来年はより一層運用に注力していくので、この気づきをうまく結晶化していきたい。
あと、自社に閉じたプロダクトと外部パートナーを巻き込んだプロダクトの開発は全く別物だともわかった。これもまた別に機会に整理したい。
自身のブログで記事を書いた
書いた。
気が向いたら書いていく。
社のブログで記事を書いた
書いた。
来年も余力があれば書いていく。
10Xのコードレビュー方針と導入までの流れ - 10X Product Blog
Stailerのサーバーアプリケーションで採用しているDartパッケージ - 10X Product Blog
10xな成長を支える一人目QA/SETを「いま」募集しています!! - 10X Product Blog
プライベートサイトに移行した
移行した。
これまでHatena Blogやnoteといったプラットフォーム依存でしたが、やめてプライベートにした。プラットフォームに乗る方が認知を得やすいが、プライベートサイトを盆栽の様に育てていく方が長期的には良いと考えた。自分の周りの人もだいたいこの考えに行きつく様で、自分もその例に含まれた。
数字的には記事を書いても1/3くらいにしか見られなくなるが、1/3の人に満足してもらえる様な内容を発信していければ。
ちなみに、サイト構成はNext.js + Vercelという2021年時点での鉄板構成を選択。
ホスティングも楽々でフロントエンドは進化してるな...! と思った。
個人開発を再開した
ストップしていた個人開発を再開した。
パブリックに出せるアウトプットは出せてないので、何とも言い難いが、個人のサイドプロジェクトとして粛々と開発している。
何かを開発したいというモチベーションもあるが、自身の考えを整理する場所を持ちたいという動機が強く、ガチガチに整理したアーキテクチャとモデリングを試している。
自身の中でNon Framework Server Appの鉄板構成が確立できたので、気が向いたら公開するかも。来年は本業での開発業務の比率がかなり減りそうなので、粛々とやっていく。
コンタクトを再開した
開発の話が続いたのと最近周りによく突っ込まれるので、このネタ。
目に物を入れる、入れた状態で過ごすことの嫌悪感がすごくて一度諦めたコンタクトを再開した。今はまだ慣らしている最中で、慣れ切ったとは言いづらいのですが、支障なく過ごせる状態にはなっている。
ランニング中に鮮明な景色を見ながら走れる状態は良く、今まで諦めてたものを取り戻した感じ。
2022年にやっていきたいこと
抱負的なやつ。
余裕を持つ
兎にも角にも余裕を持ちたい。
2021年の一番の反省は余裕がなかったこと、余裕を生む立ち回りができなかったこと。
余裕がないとその場凌ぎの対応にどうしてもなってしまい、結果、後から結局直すことになり時間を消費するという悪循環に陥る。
このサイクルか抜け出す唯一の方法は安きに逃げないこと、つまりは最初に時間をかけてでも手間が最小限になる選択肢を取ることです。これしかない。
余裕を生む立ち回りって何だろう?を常に考えていきたい。
インプット比率を戻す
インプット比率を戻したい。今年は過去5年の中で一番インプットの比率が低い年だった。
インプット1 : アウトプット9 の様な体感で、未知の技術領域に関する本や記事の精読などをほとんどやらず(時間すらも取れてない)、ひたすらにアウトプットした年でした。
アウトプット自体が自身へのフィードバックとして新しいインプットを生んではいるものの、新しい土地を広げる感覚はなく、今ある土地を耕す感覚に近いので、世界があまり広がりませんでした。
来年は以前の様なインプット比率に戻したい。既に年末年始休暇(これを書く前から)は本や漫画を片っぱしから消化する時間に振り切っており、スタートは切れてそうです。
チームの成果
年明けからはチームで動くことになり、チームで良い成果を残せる様にトライしていきたい。
直近2週間はチームで動き始める準備に追われて慌てていたが、なんとか始動できそうな形には持って来れている。リーダーというタイトルを持つことになるが、加えてマネジメントに近いこともやることになり、正直浮かない気持ちがある。ただ、こういった機会をもらえること自体が稀なので、自分ができることをやり切って、良い形で成果を残せる様に頑張りたい。
個人の成果
仕事での個人というより、プライベートでの成果が正しいかも。とにかく成果を出したい。
周りが続々と非連続な成果を出して次のステップに進んでいく中、自分は連続的な成果しか出せてないと思い始めている。
特に今年はほとんどパブリックな成果が残せてないので、より焦りが顕著なのかも。
そもそも周りと比べることや焦ること自体がナンセンスだとも思っているが、何かを残していきたい、今と違った景色を見てみたいという気持ちは昔から変わらず持ち続けられているので、それを絶やさず大事にしたいというのが根本にあるモチベーション。
2022年は変化できる年にするぞ。